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あなた相手にされなくなりますよ [コラム]

お客様は神様です。
誰が言い出したのか、そんな言葉があります。

しかし、この言葉。
果たしてどんな時にでも効果があるのでしょうか?
水戸大家さんという方がステキな記事を書かれていました。

水戸市のサラリーマン大家さん あなた相手にされなくなりますよ水戸大家さんのメルマガバックナンバーサイトより引用です。


この文章の中でお判りいただけると思いますが
水戸大家さんという方は
不動産を投資として扱われているクライアントさんを相手に
お仕事をされているわけです。

つまり、水戸大家さんから見てお客様となる方も
やがては他の誰かをお客様として付き合いが生まれる。
(時には水戸大家さんがお客様になる場合もあるかも)

そこで、水戸大家さんにとってのお客様が
「自分はお客なのだからワガママを聞きなさい!」
という態度で仕入れをされていては
「やがては自分が困りますよ。」
そうおっしゃられているわけです。

水戸大家さんにしてみると
不動産を買い付けるときの態度が
そのまま自分のクライアントさんにも見られている事を
危惧されているんですね。

「自分のお客にはちゃんと接客するわい!」

おそらく、そう考えておられる人がほとんどなのでしょうが
水戸大家さんのこれまでの経験から
仕入れをするときの態度は、そのまま自分の接客態度に現れている事を
感じ取っておられているんでしょう。


仕入れの時にきちんと出来ない人が
今度、自分が売る側になったときに
きちんと出来るとは限らない。

もちろん、器用に切り替えの出来る方も
いないわけではないと思います。

しかし、多くの方がそうした心配通りの失敗をされていることに
気付かれているので、このような記事を書かれたのでしょう。


そして、これはアフィリエイト目的で商品を購入されている方にも
大きくあてはまるのです。

インターネット上で、アフィリエイターさんが紹介されている
商品やサービス。

自分がそれを買うときには、お客さん感覚で
あれこれ品定めをして購入されていると思います。
(冷静なお客様目線という分析は重要です)

しかし、その時に完全に「お客さん感覚」でいると
いざ自分がアフィリエイトで紹介するときに
きっと失敗してしまいます。


自分が購入しようとしている商品について
疑問や不安があるのでメールで問い合わせるとき
あなたはきちんと名乗りを上げて、あいさつをして
そして、簡潔に的確な文章で質問をすることが出来ますか?

また、自分はお客さんなんだから
「こっちが言わなくても親切にしろ!」
なんて思っていませんか?


こうした行いを、さらに客観的に分析できて
自分はこうしたけれど、自分がされたときには
冷静に「メールのあいさつは大切ですよ!」
と教えてあげることが出来るでしょうか?
(仕入れ目的でない場合は余計なお世話ですがw)


質問される側にとっても、言葉足らずの質問は
受け取り方が無数にあるので
あらかじめ全てのケースを想定して
あらゆる答えを返事してあげられるでしょうか?


水戸大家さんのおっしゃる事を
アフィリエイトの場合に置き換えると
こういったケースにつながる、ということだと思います。


アフィリエイト目的の購入というのは
自分がお金を払うのだとしても
それはいわゆる「仕入れ」となるわけです。

仕入先は、つまり取引相手です。

決して、どちらが上とか下とか
そういった関係で考えるところではないんですね。
(どちらかといえば相手を立てるくらいのほうがいい)

自分が判らない事を教えてくれるのであれば
極端な言い方をすれば、その方はあなたにとって
先生でもあるわけです。

先生に対して、こちらの言葉足らずを想定して
「あらゆる解凍をよこさんかい!」というのは
実に横柄だとは思いませんか?


自分が質問される側に立ったとき、はじめて気づく事なのかもしれません。
しかし、すでに経験されていても気付けない人も多いのです。

言葉足らずの文章では、読み取る相手に大きな誤解を生んでしまう。

この事をあらかじめ想定できる人は
とても上手に質問することができます。

上手に質問することが出来れば
その質問に対する回答もスムーズにもらえるのです。

しかし、自分の言葉足らずに気付けない人ほど
その回答の曖昧さを、相手のせいにするケースを
よく見かけるわけです。

質問に質問で返されてしまい、なかなか答えがもらえない。

自分の質問が言葉足らずで不明瞭であることに気付けない人は
早く答えが欲しいがために、複数の人へ同じ質問をしています。

そして、自分が求める回答を
たまたま返してくださった方を「神」と称えるのです。

そのひとつの回答の裏側には
多くのちぐはぐな回答や質問返しが見え隠れしているのです。


果たして、そんな言葉足らずの方が
今度は自分の言葉で商品をアフィリエイトしたとして
一体どれだけの人が、その文章から紹介されている商品の
本質を汲み取ることが出来ることでしょう?

商品の本質そのものはセールスレターに譲るとしても
いったいどれほどのアクセスを流すことが出来るでしょう?


自分の言葉足らずをそのままにしていると
やがては、自分の成果にも大きく影響を及ぼしてしまいます。

そんな自分の足元に気が付けるようになるためには
「他人のふり見て我がふりなおす」だけではなく
ちょっとした目配り気配りが大切になってくるのだと
水戸大家さんの記事を拝見して、改めて感じたので
今回、こうしたカタチで書かせていただきました。


「お客様は神様です。」という言葉も
なんのひねりもなく読み上げただけでは学ぶ物が少ないようです。

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